~「あなたの婚活日和」開設に込めた思い~
■ 社会問題に注目したきっかけ
第一回目のブログでは、私がなぜ「結婚相談所」という仕事に取り組もうと思ったのか、その原点についてお話ししたいと思います。
今の活動の根底には、「人と人、そして社会をつなぐ」という強い想いがあります。その原点は、私が企業で新規事業企画を担当していた時期、偶然にも「高齢者介護事業」と出会ったことにあります。
社会人として十数年が経ち、ある程度キャリアを積んだ頃のことです。新規事業の立ち上げを任され、マーケット調査や事業性の検討を進めていく中で、当時注目され始めていたのが「高齢者介護」分野でした。日本は急速に少子高齢化が進み、社会構造そのものが変わりつつありました。
当時の私は「新しい市場」としてしか見ていなかったのですが、現場を知れば知るほど、その背景にある“人の暮らし”と“社会の課題”の大きさに気づかされることになりました。
■ 高齢者介護の現場が教えてくれたこと
介護事業を調べるうちに見えてきたのは、単なる「高齢化」だけではない複雑な問題の連鎖でした。
介護サービスを受ける高齢者の多くは、家族が近隣にいません。地方では過疎化が進み、都市部では一極集中による孤立が進んでいます。親の住んでいた家にはもう誰も住まず、相続されずに空き家になっていく——そうした現実が、全国の至る所で起きていました。
高齢化、人口減少、過疎化、空き家問題。これらは個別のテーマのように見えますが、実際は深く絡み合っています。そしてその根底にあるのは、「人と人のつながりの希薄化」だと感じました。
さらに、介護の現場を支えるスタッフに目を向けると、また別の問題が浮かび上がりました。
慢性的な人手不足、非正規雇用の拡大、正規と非正規の格差、疲弊する現場。
私の周りでも、開業準備を整えたのにスタッフが集まらず、開業を断念した事業所。
あるいは、人材が確保できずにやむを得ず閉鎖した施設もありました。
こうした「支える人の問題」も、介護を通じて初めてリアルに見えてきたのです。
社会はつながっています。
高齢化は「若者が減っている」という事実の裏返しでもあります。
出生数が減るのは結婚数の減少と密接に関係しています。
つまり、「結婚」や「家族形成」というテーマも、社会問題の一部なのだと、この頃から意識するようになりました。
■ 新たな出発と“LINK”という想い
私は30年以上勤めた会社を退職しました。
長く携わってきた高齢者介護事業が事業売却されたことがきっかけの一つでしたが、それ以上に「社会課題に対して自分の手で何かしたい」という気持ちが強くなっていったのです。
一人で出来ることは限られています。しかし、誰かとつながることで、そして“つなげる”ことで、今まで動かなかったものが動き出すかもしれない。
そんな想いを込めて、新たに立ち上げた会社に「LINKx(リンクス)」という名前をつけました。
“LINK”は「つながり」、そして“x”は「未知数」や「不特定多数」を意味します。
人と人、人と企業、地域と地域、世代と世代——。
あらゆる“点”を線に変えることを使命にしたい、そんな思いで名付けました。
■ 婚活との出会い ―「結婚」は最も根源的な“つながり”
そんな時に出会ったのが、IBJ(日本結婚相談所連盟)さんでした。
初めは「婚活」という言葉にややビジネス的な印象を持っていましたが、実際に加盟相談所の方々や成婚者の声を聞く中で、それがまったくの誤解であることに気づきました。
結婚とは、単なる契約ではありません。
人生を共に歩む“伴走者”を見つけること。
そして「家族」という新しい社会の最小単位を作ることです。
介護の世界で「孤立」「無縁社会」という言葉を何度も目にしてきた私にとって、結婚相談所というのは、まさに“無縁を有縁に変える”仕事でした。
誰かを支える人を増やすこと。
支え合う関係を取り戻すこと。
これは、社会問題の根っこにある「人のつながりの欠如」に風穴を開ける営みだと感じたのです。
■ プロジェクトマネージャーとしての婚活支援
私は長年、企業でプロジェクトマネージャーとして新規事業の立ち上げや赤字事業の再建などを担当してきました。
プロジェクトの成功には「目標設定」「現状分析」「課題整理」「実行計画」「進捗管理」が欠かせません。
そしてこれは、婚活にもそのまま当てはまると感じています。
婚活は“感情”の側面が大きい活動ですが、実は“戦略”がとても重要です。
どんな相手と出会いたいのか、どんな結婚生活を送りたいのか、
そのために何を準備し、どう行動していくのか。
それをロジカルに見える化することで、自分の婚活が一気に前に進むことがあります。
だからこそ、私は「婚活をプロジェクトとして成功に導く」スタイルでサポートしています。
感情だけでなく、計画的・戦略的に。
焦らず、着実に、自分のペースで前に進めるように、伴走者として寄り添います。
■ 「あなたの婚活日和」に込めた想い
「あなたの婚活日和」は、そんな想いから生まれた結婚相談所です。
神戸市を中心に活動していますが、オンラインでのご相談も受け付けていますので、遠方の方もお気軽にご相談いただけます。
私が目指しているのは、“出会いの数を増やすこと”ではなく、“つながりの質を高めること”です。
日和(ひより)という言葉には、「何かを始めるのにちょうど良い日」という意味があります。
誰にでも、「動き出すのにちょうど良いタイミング」があります。
それが、あなたにとっての“婚活日和”であってほしい。そんな願いを込めました。
■ 結びに ― 社会を変える「小さな縁」
これまで私は、社会の大きな構造変化を見てきました。
少子高齢化、人口減少、地域の孤立、働き方の変化。
どれも一人では解決できないように見えます。
しかし、実はその原点にあるのは「人と人の関係性」です。
結婚という“縁”は、個人の幸せをつくるだけでなく、社会の土台をつくります。
子どもが生まれ、家族が育ち、地域が支え合う。
それは巡り巡って、次の世代の「安心」と「希望」を育てることにつながります。
だから私は、結婚相談所というフィールドを通じて、もう一度“つながりのある社会”を取り戻すお手伝いがしたいと思っています。
あなたが誰かと出会い、支え合う関係を築くこと。
それが、社会全体の未来を少しずつ変えていくことになる。
そう信じて、私は今日も「あなたの婚活日和」という名の相談所で、あなたとの“ご縁”をお待ちしています。
あなたの婚活日和
神戸市の結婚相談所
代表カウンセラー:はちすか たかゆき
(プロジェクトマネージャー/婚活計画士)
️公式サイト:https://linkx-s.com
対面・オンラインどちらでもご相談可能です。
ご相談はこちらから
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