心理学×実践で分かる、二回目につながる振る舞いとは?

婚活の成功率を上げる“第一印象”の技術

心理学×実践でわかる、二回目につながる振る舞いとは?

こんにちは。「あなたの婚活日和」です。

 

先日、私たちの主催で婚活パーティーを開催しました。

40名規模のパーティーで、会場も広く、進行や運営にも神経を使う場面が多々ありましたが、

終了後には参加者の8割近くの方から「楽しかった」「また参加したい」という嬉しい声をいただきました。

慣れない方も多かったと思いますが、それでも笑顔で帰られる姿に、私たちスタッフ一同も大きな励みを感じました。

 

婚活と一口に言っても、方法は人それぞれです。

マッチングアプリ、婚活パーティー、結婚相談所──いずれも目的は「良い出会いを見つけ、結婚へつなげること」ですが、最初の一歩として必ず通るのが「ファーストコンタクト」です。

 

アプリでは初めて会う“初デート”、

パーティーでは会場での“初対面の会話”、

結婚相談所では“お見合い”がそれにあたります。

 

そして、どんな形であっても共通して言えるのは──

「最初がなければ次はない」ということです。

 

ただし、もう一つ大切な真実があります。

それは、「最初があっても、二回目があるとは限らない」ということ。

 

初対面の印象で「また会いたい」と思ってもらえるかどうか。

その分かれ道となるのが、第一印象です。

 

第一印象がすべてを左右する理由

 

心理学の世界では、「メラビアンの法則」という有名な研究があります。

それによると、人が初対面で相手に抱く印象の内訳は以下の通りだそうです。

 

* 見た目(視覚情報):55

* 声のトーンや話し方(聴覚情報):38

* 話の内容(言語情報):7

 

つまり、話の内容そのものが相手に与える印象はわずか7%。

どれだけ素敵なことを話しても、見た目や声のトーンが合っていなければ、

残念ながらその魅力は十分に伝わりません。

 

逆に言えば、言葉以上に「どう話すか」「どう見えるか」が重要なのです。

 

婚活の現場では、これがとてもシビアに表れます。

職場や学校、趣味のサークルのように“何度も顔を合わせる関係”では、

最初の印象が悪くても、後から挽回できるチャンスがあります。

 

しかし婚活パーティーやお見合いのような場では、

“最初の数分”で印象が決まり、その印象が覆る機会はほとんどありません。

だからこそ、「第一印象をどう作るか」は婚活において最も重要なスキルのひとつなのです。

 

第一印象をよくする4つのポイント

 

では、実際にどんなことを意識すれば、「また会いたい」と思ってもらえる印象を作れるのでしょうか?

ここでは、婚活の現場で特に大切な4つのポイントをご紹介します。

 

1. 見た目と清潔感を整える

 

第一印象の過半数を占めるのが「見た目」です。

決して容姿の良し悪しではなく、清潔感場に合った装いが鍵になります。

 

婚活パーティーやお見合いの場では、派手さよりも「安心感」や「誠実さ」を感じさせる服装を選びましょう。

服のしわ、靴の汚れ、髪の整え方、爪の長さ──どれも細かい点に見えますが、

実はこうした部分こそが、相手に「この人はきちんとしている」「丁寧な人だな」と感じさせるポイントです。

 

また、香水やメイクも“自然で控えめ”がベスト。

自分を良く見せようとするよりも、「相手に不快感を与えない」ことを優先することが大切です。

 

服装選びに迷ったら、

男性は“清潔感あるジャケットスタイル”、女性は“柔らかな色合いのワンピース”が無難で印象が良いでしょう。

 

2. 声のトーンと話し方を意識する

 

声や話し方は、印象の約38%を左右します。

「何を話すか」よりも「どう話すか」の方が重要です。

 

緊張して早口になってしまう方も多いですが、

意識して**ゆっくり、落ち着いた声のトーン**で話すと、それだけで安心感を与えられます。

 

また、声の大きさもポイントです。

小さすぎると自信がない印象を与え、大きすぎると圧迫感を与えます。

周囲の会話の音量に合わせながら、「この距離の相手にちょうど届くくらい」を意識すると良いでしょう。

 

笑顔で話すと、自然と声にも温かみが出ます。

無理に作り笑いをする必要はありませんが、「目元で微笑む」くらいの柔らかさを心がけましょう。

 

3. 内容よりも共感でつながる

 

人は、自分の話を「ちゃんと聞いてくれる人」に好感を抱きます。

婚活の場では、話の内容そのものよりも**“共感の態度**が何より大切です。

 

相手の話を遮らずにうなずく、

「そうなんですね」「それ、わかります」など短い相づちを打つ、

「どうしてそう思われたんですか?」と質問を添える──

 

これだけで会話がキャッチボールのように続き、

「この人は自分に関心を持ってくれている」と感じてもらえます。

 

また、リアクションも大切です。

少しオーバーなくらいのリアクションをすることで、場の雰囲気が明るくなり、

「一緒にいて楽しい」と思ってもらえるきっかけになります。

 

4. 小さな気遣いが印象を左右する

 

婚活の現場では、「言葉以外の優しさ」もよく見られています。

たとえば、

 

* 相手が立ち上がる時に席を少し譲る

* 飲み物をすすめる

* 目が合ったら軽く会釈する

  こうした小さな行動の積み重ねが、印象を大きく変えます。

 

心理学的にも、非言語のメッセージ(行動や表情)は強く記憶に残ることがわかっています。

つまり、「思いやりを言葉で伝える」よりも、「行動で見せる」方が効果的なのです。

 

婚活パーティーやお見合いでは、完璧な対応を目指す必要はありません。

ただ、「相手が心地よく過ごせるように」という気持ちを行動で表すことが大切です。

それが“あなたらしい優しさ”として伝わります。

 

第一印象は「完璧」より「自然体」で

 

初対面の場で完璧を求めようとすると、どうしても緊張してしまいます。

緊張は悪いことではありません。むしろ、真剣に出会いに向き合っている証拠です。

 

大切なのは、自然体でいること。

背伸びをせず、無理に笑顔を作らず、

「自分らしい姿で、相手を大切にする時間を過ごす」こと。

 

それが結果として、最も魅力的に映るのです。

 

婚活は「うまく話せたか」よりも、「また会いたいと思ってもらえたか」が大切です。

そのためには、清潔感・声のトーン・態度・気遣いの4つを意識して、

“相手が心地よく過ごせる時間”を提供しましょう。

 

「また会いたい」と思われる人になるために

 

今回お伝えしたことは、特別なテクニックではありません。

どれも日常生活の中で意識すれば、すぐに実践できるものばかりです。

 

しかし、多くの方が「わかってはいるけど、実際にできていない」のも事実です。

そこで「あなたの婚活日和」では、初対面の印象づくりや会話のコツを専門家から学べるマナー講習(有料)もご準備しています。

 

「初対面が苦手」「どうしても緊張してしまう」「なぜか二回目につながらない」──

そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

婚活で身につけた“第一印象の作り方”は、

恋愛だけでなく、仕事や人間関係など、人生のあらゆる場面で活きていきます。

 

まとめ

 

第一印象は、ほんの数分で決まります。

そしてその印象が、「また会いたい」と思ってもらえるかどうかを左右します。

 

だからこそ、完璧を目指すよりも、

相手を思いやる自然な笑顔と心遣いを大切にしてみてください。

 

あなたの“最初の5分”が、未来を変える出会いにつながるかもしれません。

「あなたの婚活日和」は、そんなあなたの第一歩をこれからも応援しています。

あなたの婚活日和
神戸市の結婚相談所
代表カウンセラー:はちすか たかゆき
(プロジェクトマネージャー/婚活計画士)

公式サイト:https://linkx-s.com

対面・オンラインどちらでもご相談可能です。

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